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  • 24色のクレヨン

    2017年11月16日

    大学院では自由な時間もあったので、易や風水を先生について学びました。
    海上保安大学校に初のただ一人の女子学生として入学することになった春、全国紙に突然自分の顔が載り、“潤子ちゃん、にっこり笑って巡視船船長にダッシュ”という見出しと共に紹介されている現実に、「運命ってあるの?」「私、なんだか波みたいなものに乗っちゃったの?」と不思議な感じがし、いつかそのときの謎を解きたいとおもっていたので、易学を勉強したのです。

    さて、易には「命(めい)の幅を活かす」という言葉がありました。この意味は、「易のさまざまな情報は、その人が本来持っている命(いのちの個性や資質)を最大限に活かすためにある」ということです。

    例えて言えば、私たちが生まれてくるときに、24色のクレヨンセットに好きな色を詰めて生まれてきているとしたら、その24色を知り、活かす生き方と言えます。

    性格判断も職業の適性も、自分の持って生まれた資質を知ることによって、適材適所で働くことができる。それは本人のためにも世の中のためになる。
    運気の判断も、例えばあまり良くない結果が出た場合も、予め情報として知ることによって備えることができる(大難を小難にする)。 結果、余ったエネルギーを世の中にために使うことができる・・・これが、命の幅を活かすということで、当たるとか当たらないという使い方ではなく、自分を知る情報のひとつなのです。

    この言葉に出会ってから、「自分を活かすためには?」という視点が、キャリアを考えるときに加わりました。自分のやりたいことを中心にして、これまでの経験、資質、得意なことを掘り起こして活用しテイク生き方、自分のクレヨンを活かした絵を描いていけたらと思っています。

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